加圧トレーニングの独占使用権を持っていた加圧ジャパン、佐藤義昭がやってきたことに関しては私のサイトで紹介しているので御存じの方も多いと思います。
本ブログの目的は加圧ジャパンおよび佐藤義昭のやってきた事を一般の方々に理解させる事にあります。
加圧トレーニングの内情について知識を得て、加圧トレーニングを実施する場合はしっかりとした加圧トレーナーに指導を受ける様にする事が目的です。
加圧ジャパンが本格的に悪徳商法に舵をきったのは「成長ホルモン300倍」のコピーの成功です。
一般の方でも「成長ホルモン300倍」のコピーを聞いた方は多いと思います。
このコピーの成功により多くの加圧スタジオがオープンしました。
では、この「成長ホルモン300倍」は事実なのかというと
そうでもありません。
「成長ホルモン300倍」のコピーの元となったのが東京大学石井直方教授の発表です。
この方の実験の被験者で成長ホルモンが290倍を超える数値を出した方がいます。
これはサイトにも書いていることですが
安静時と比較しての数値です。
他の運動、ウエイトトレーニング実施後、ジョギング実施後といったような他の運動をした後と比較して成長ホルモンが多く分泌されたわけではありません。
さらに、これはとてつもなく特殊な例です。
実際、医者の方で加圧トレーニング前に採血、加圧トレーニング後に採血をして確かめた方がいます。
成長ホルモンの分泌量は10倍も超えませんでした。
成長ホルモンの分泌に関しては様々な実験をしたようですが、このようにとてつもなく多くの成長ホルモンが検出されるといった事はなかったそうです。
石井直方教授の被験者が290倍を超える成長ホルモンを分泌させたのが、とてつもなく特殊な例であることがわかると思います。
ところが石井直方教授は成長ホルモン300倍はいき過ぎた宣伝であるといったコメントは一切しておりません。
この方は講演もおこなっていますし、トレーニング雑誌に記事を書いていますが、その中でも、そのようなコメントをしていません。
断っておきますが石井直方氏は加圧ジャパンと関わった事により何の恩恵も受けていません。
謝礼を受け取ったといった事もありません。
はっきり言えば東京大学教授の立場を利用されただけです。
だからといって何の責任もないかといえば、そのような事もありません。
世間に対して「成長ホルモン300倍」は問題であるといったメッセージを出していないからです。
それを考えると石井直方教授には加圧ジャパンが悪徳商法に走った責任の一部はあると考えます。
加圧ジャパン、佐藤義昭告発