2016年8月26日金曜日

小山裕史は優秀なスポーツトレーナーなのでしょうか?7

小山裕史が有名なスポーツトレーナーであることに意義を唱えるつもりはありません。
ただ、この方が有名なスポーツトレーナーとして知られているのはイチローを指導した事がある。
現在も時々イチローのトレーニング指導をしている。
更に言えばイチローが小山裕史の会社の販売している初動負荷マシーンと呼ばれるトレーニングマシンを購入しているからです。
小山裕史は1985年出版の「トレーニング革命」をきっかけに柔道の金メダリスト山下泰裕、斎藤仁、マラソンの宗茂、宗猛、山本昌等を1980年代後半に指導をして日本のスポーツ界においてウエイトトレーニング指導者としての権威となりました。
当然ですが、これにも意義を唱えるつもりもありませんし、唱えようがないと考えます。
それでは、これ以降はどうなのか?
これに関しては山本昌は本人が小山裕史のおかげで現役が延びたと発言しているので実績として評価するべきであると考えます。
伊藤浩司も小山裕史の指導がきっかけで記録を伸ばすことに成功しているので実績として評価するべきだと考えます。
しかし、それ以外はどうなのでしょうか?
イチローに関しては1994年に当時のシーズン安打数の日本記録を更新した後です。
更に言えば現在も現役ですが控えの外野手であるというのが現実です。
42歳で控えの外野手というのは選手生命が延びた現在のスポーツ界では特別なことではないと考えます。
山本昌が50歳まで現役を続けました。
更に2013年47歳のシーズンに5勝2負 の成績を残しています。
ただ、これを小山裕史の指導力の成果だというのは問題があると考えます。
これは山本昌が凄いだけのことであって小山裕史の指導力がどこまで関係しているの疑問があるからです。
私は「小山裕史は優秀なスポーツトレーナーなのでしょうか?」のブログで今中慎二、藤井秀悟、キムビョンヒョン(金炳賢)を取り上げて、これらの選手が一般的な選手生命で終わっていることを指摘しています。
これには元中日の朝倉健太も加えて良いと思います。
小山裕史に選手(投手)生命を伸ばすためのノウハウがあるのであれば先に名前をあげた選手はもっと長く活躍していなければなりません。
この現実を考えた場合山本昌が長く現役を続けられたのは本人の能力が大きいと考えるのが自然だと考えます。
更に小山裕史が指導したとされる選手の数に対して成績を考えた場合、小山裕史に優れたトレーニング指導ノウハウがあるとは考えられません。
ホームページで指導選手の一覧がありますが元から有名なアスリートを教えたにすぎません。

有名なアスリートを指導した=優秀なスポーツトレーナー

そうではありません。
小山裕史はイチローのおかげで有名になりマスコミが多く取り上げたことで有名アスリートを指導する機会が多かっただけです。
小山裕史意外にも有名アスリートを指導しているといって宣伝しているスポーツトレーナーは大勢います。
小山裕史が優秀なスポーツトレーナーであれば、この様な方々も優秀なスポーツトレーナーである事になります。
初動負荷理論の説明責任を果たしていない現実を考えた場合イチローによって有名となり有名アスリートを教えただけというのが現実です。

2016年8月17日水曜日

初動負荷理論の正体は?2

Amazonでの「新定番 新トレーニング革命」の価格が高騰しています。
私は去年の4月に資料として3冊ほど購入したのですが、そのときは1冊送料込みで600円しませんでした。
これに変化が見えたのが去年の7月でした2000円を超える価格になっていました。
私は去年の4月に小山裕史はFCビジネスをする物として責任を取っていないとブログに書きました。
このブログはコメント欄が炎上したので良く覚えています。
この関係ではないかと推測しています。
関係者等が購入して私のサイトに書いていることと内容が一致しているのか確認したと考えています。
ところが現在は去年を上回る 価格になっています。
2016年8月17日現在の価格ですが

  2889円
  3147
  2890
  4799
  4800
 19700
 25000
 39700
 48000

この様な金額になっています。
7月が異常に高騰していて一番安いのが3万円だった日もありました。
2万円台での取引が確実におこなわれていたと思われます。
ここまで価格が高騰すると購入しているのは個人ではないと考えます。
推測になりますがマスコミ関係が購入しているのではないかと思われます。
初動負荷理論に関してはそう遠くない時期に実態が世の中にバレることになると考えられます。
そのときのために資料として使うために購入していると思われます。
ただ気の毒なのは仕事でこの本を読むように指示された方たちです。
この本の特徴としてあげられるのが非常に読みにくいという事があります。
1985年に出版した「トレーニング革命」が非常に読みやすく分かりやすく書いているので小山裕史の文章能力は高いと考えて問題ないと思います。
「新定番 新トレーニング革命」は同一人物が書いたとは思えないくらい読みづらく、分かりにくく書いています。
この本に関して言えばわざと分かりにくく書いて初動負荷理論なるものが存在しているかのように錯覚させるのが目的ですから当然といえば当然です。
このブログを読まれてなおかつ、この本を仕事で読まれている方、この本の内容が理解できなくて当然です。
自分の読み方が悪いのではないだろうか?
自分の日本語の能力が低いのではないだろうか?
などと思わないでください。
悪いのは、この本です。




2016年8月10日水曜日

初動負荷理論の正体は?

初動負荷理論は、そもそも、どういうトレーニング理論なのでしょうか?
私が初動負荷理論に関するサイトを公開して2年以上たちますが明快な説明をされた方は1人もいません。
そこで今回は初動負荷理論の問題点について書こう思います。
 このブログ読まれている方は初動負荷理論が1994年出版の「新定番 新トレーニング革命」で発表された事は御存じと思います。
そこで、まず「新定番 新トレーニング革命」の問題点を書こうと思います。
「新定番 新トレーニング」で確認しながら読んでください。
 
9ページから10ページにかけて下記の記述があります。

2章 トレーニングに対する疑問

避けたい終道負荷トレーニング(可変抵抗マシーン、空気圧マシーン、油圧マシーン、水圧マシーン、ゴム弾性利用マシーン、チューブ等のように、反復後半に負荷が強くかかるトレーニング、終道動作が加速されないトレーニング)

この部分から46ページ7行目まで終道負荷トレーニングを行うと筋肉が硬くなり怪我につながる、動作が改善されないと言う内容が書かれています。

終道負荷トレーニングを行う事により硬い筋肉つくという事実、終道負荷トレーニングを行う事により怪我につながる事実、終道負荷トレーニングを行う事により動作が改善されない事実はこの本の出版当時の1994年は勿論2016年の現在も一切の証明がされていません

さらに、この本にはこの主張を説明及び証明する記述は一切ありません。



12ページ写真Cに可変抵抗マシーンとありますがこれは可変抵抗マシーンではありません。
下記の写真で確認してください。

可変抵抗マシーンとはトレーニング動作の途中で負荷が変化するトレーニングマシーンを指します。






可変抵抗のトレーニングマシーンは 下記の写真にある様にカムまたはギアを利用しなければ実現できません。

ところが12ページ写真Cにはそのような物は一切の見あたりません。






 
下記の写真は17ページの写真②③です、写真②チューブトレーニングの前 ③でチューブトレーニングの後とありますが、この本の資料ではチューブトレーニングを行った事が証明されていません。





21ページ写真I-①上がりにくくなった肘を強制的に上げよいうとすると体幹が傾くこの写真も関節が硬くなっていることの証明がされていません。




21ページ終道負荷負荷のアームカールマシーンも終道負荷マシーンであることが確認出来る写真ではありません。
これは前述した様にトレーニングマシンにカムまたはギアの存在が確認できる写真ではありません。



24ページ写真K初動負荷マシーンとありますが、前述した様にトレーニング動作の途中で負荷が変化するトレーニングマシーンはカム、ギアが設置されている可変抵抗マシーンと呼ばれる物に限られます。

この写真のトレーニングマシーンが可変抵抗である事は確認できません。

25ページ写真NPも同様です。





28ページ18

※・チューブトトレーニング(写真M)、ダンベルによる初動負荷トレーニング(写真O)では、連続反復回数20回が限界の負荷を、各々2セット実施して比較

この記述がありますがダンベルはトレーニング動作のすべてのポジションで同じ負荷(重量)になります。

よってダンベルでは初動負荷トレーニングは出来ません。

下記の内容が否定された事実はありません。

バーベル、ダンベルの重量=負荷


36ページ〔考察〕終動負荷トレーニング 心臓・血圧への影響

37ページ3行目から

1、主力時に吐息しにくい。終動作が加速されないので吐息と動作がマッチしない。

2、脈圧(最高血圧と最低血圧の幅)の減少傾向を示す、あるいは拡張されにくい---血圧は運動中に測定

3、初動負荷・終動負荷の比較において、終動負荷トレーニングで低心拍数域でも高血圧症状が出やすい

この様な事実もありません。
さらにそれを説明及び証明する記述がこの本には書かれていません。

 46ページ、47ページ48ページでは動作の最初に強い負荷がかかるトレーニングを初動負荷トレーニングと定義できる様な印象を与えています。

 「新訂版 新トレーニング革命」の9ページから48ページまでを読めば動作の最後に強い負荷がかかるトレーニングを終動負荷理論と定義し、このトレーニングを行うと筋肉が硬くなる、さらに動作の改善ができない、怪我につながると言う解釈になります。

 それに対し動作の最初に強い負荷がかかるトレーニングを初動負荷理論と定義し、このトレーニングを行うと柔らかい筋肉が付くと解釈できる内容になります。

 初動負荷理論のポイントとして終動負荷理論を定義し、これを否定することではじめて初動負荷理論が成り立つという事があげられます。

「新定番 新トレーニング革命」を読まれて確認をしてみてください。

この解釈以外が成り立つと主張される方は「新訂版 新トレーニング革命」で書かれている初動負荷理論とはどのような定義なのか説明をしてください。


  47ページ写真Aいろいろな初動負荷マシーンとありますが、この写真では可変抵抗の機能が備わっていることが確認できません。



  8ページにこの本の最大の矛盾が見られます。

前述したように可変抵抗マシーンでなければ初動負荷トレーニングは実現しないと私は書いています。

これは調べれば解る事です。

ところが8ページ[トレーニング登場する抵抗の種類]では可変抵抗マシーンは終動負荷トレーニングになると表記されています。

これではどうすれば初動負荷トレーニングは実現できるのでしょうか。
  





下記のリンクは初動負荷理論のホームページです。


 ここに以下の文章があります「私が創案して、命名した初動負荷理論は、運動器系や呼吸循環系を含む様々な臓器機能改善の発見ともいわれます。1995年に、私は次のように定義しました。」

この当時インターネットは普及していませんでした、発表するとすれば出版物での発表になるります。

しかし1995年に定義をどこで発表したのかを小山裕史は公表していません。

これでは1995年に定義したのかどうか確認が取れません。

 さらに1994年に定義した内容はどうなるのでしょうか。

  さらに先日、小山裕史はテレビで初動負理論について説明しています。
私のサイトで公開しています。

  ちょうど5分過ぎからです。
  見れば理解できますが19994年に「新定番 新トレーニング革命」で発表した内容とは明らかに異なります。
 さらに1995年に発表した定義とも異なる内容で説明をしています。
  確認してみてください。


  このブログで書いていることは「新定番 新トレーニング革命」という本に書かれた内容、小山裕史の経営する株式会社ワールドウイングエンタープライズのサイト、さらにテレビ放送された内容です。
  それぞれが、すべて違う内容になっています。
  これでは初動負荷理論とはどういうトレーニング理論なのか示すことができません。
  できると主張される方がいましたら具体的どうすれば初動負荷理論を示すことができるのか説明をお願いします。





2016年8月3日水曜日

イチロー2

イチローが小山裕史というスポーツトレーナーの発表した「初動負荷理論」の最大の広告塔であることは、このブログを読まれている方なら理解している事と思います。
私はサイトで「初動負理論」が理論の裏付けをされていない事を指摘しています。
http://hiroshimagic.com/syodoufuka.html

はっきり言えば「初動負荷理論」は存在の有無が疑われているのが現実です。
将来的に法律的な問題が発生する可能性を持ったトレーニング理論です。
イチローはその様なトレーニング理論の宣伝をしているばかりか「初動負荷理論」を基にした「初動負荷トレーニング」を実践できると宣伝されている初動負荷マシーンの販売もしています。
アメリカではシアトル・マリナーズ、ニューヨーク・ヤンキース。
日本では2015年に福岡ソフトバンク・ホークスの内川聖一選手にも販売しています。
これだけでも問題なのですが、イチローは小山裕史の展開するBeMoLoと呼ばれるシューズブランドの宣伝もしています。
2015年シーズから日本のオリックス時代から20年に渡って契約していたアシックスとの契約を終了しBeMoLoのスパイクシューズを使用するようになりました。
スパイクシューズに関しては何かしらの問題があるわけではありません。
ただ「初動負荷理論」という存在の有無が疑われているトレーニング理論でビジネスをしている人物のビジネスに協力していることは倫理的、道徳的に問題がある行為と言わざるを得ません。
BeMoLoシューズに関しては販売を始めるにあたり小山裕史は「小山裕史のウォーキング革命」という本を出版しています。
この本に関しては荒唐無稽の内容です。
下記リンクで確認できます。
http://hiroshimagic.blogspot.jp/2016/06/blog-post_24.html

この本が荒唐無稽であることが理解できると思います。
確認されたい方は購入して実際に読んでください。

イチローが小山裕史のビジネスに協力していることは下記リンクのサイトでも書いています。
http://hiroshimagic.com/ichiro.html

現在「初動負荷理論」はカルトと言われても問題のない状態にあります。
小山裕史のビジネスの内容が世間一般に知られるようなった場合イチローは自身が築き上げた功績を失うことになる可能性が高いです。
殿堂入りに関してもアメリカはもちろん日本でもできなくなる可能性があります。

これだけの日本のスパースターの権威が地に落ちるのは正直見たくはありません。

2016年8月1日月曜日

小山裕史6

前回のブログで小山裕史が1985年に「トレーニング革命」で発表したボディビルトレーニングを基にしたウエイトトレーニングは日本のスポーツ界で良いものと評価され、受け入れられ、現在でも継続している事実があります。
これを発表した当事者である小山裕史が否定する理由がありません。
これに対して反論ができるのであれば反論をお願いします。
こう書きました。
 これについて反論が来ていないので反論ができないと判断します。
現在でも日本のスポーツ界では継続されて実践されているボディビルトレーニングを基にしたウエイトトレーニングを発表した当事者が否定する理由はどこにもありません。
この様な事をするから日本のスポーツトレーナーの世界では小山裕史は相手にされていないのが現実です。
初動負荷理論の存在はとりあえずおいておくとして、小山裕史の経営する株式会社ワールドウイングエンタープライズの製造販売する初動負荷マシーンが設置されているのはFCワールドウイングの店舗と一部の初動負荷施設と呼ばれる所だけです。
実際にマスコミが宣伝するような優れた効果を出せるのであれば一般のスポーツクラブがほおっておかないのが現実です。
当然ですが、その様なスポーツクラブは存在しません。
初動負荷理論が存在すると信じている初動負荷理論という新興宗教の信者しか相手にしていないのが現実です。
もっとも信者の方たちも「イチローの実践している特殊で優れたトレーニング」というマスコミの作ったコピーの被害者でしかないのも現実です。

続いてですが「普通のウエイトトレーニングはリキみを誘発するからしない方がいい」と明言してますが?と言う意見に対しても反論はありませんでした。
反論をしないのか、できないのか分かりませんが。
とりあえず私はできないと判断します。

私がサイトを公開してから2年がたちますが初動負荷理論の最大の問題は誰も理論の説明ができないことです。
信者の方達の主張はやったことも無いのに否定するのはおかしい
これが圧倒的に多いです。
私は初動負荷マシーンでトレーニングをすることは一切批判していきません。
初動負荷マシーンでトレーニングをする、しないは本人が決めることです。
私が主張ししていることは「理論があるというのであれば、その理論を説明してください」これだけです。
これに対して説明もせずに訳の分からない理屈で文句を言ってくるのは客観的にみればおかしいことです。
理論の説明もできない方達が自分のおこなっていることは初動負荷理論を基にした初動負荷トレーニングであると主張してもそれは通りません。
下記リンクのサイトで説明していると主張する方も多いです。
 http://www.bmlt-worldwing.com/newpage2.html

このサイトでは1995年に定義したと書いてあります。
これは何回も書いていることですが初動負荷理論は1994年出版の「新訂版 新トレーニング革命」で発表されたトレーニング理論です。
1994年に発表された理論が1995年に定義されていることは世間一般の感覚からすれば明らかにおかしいことです。
これをおかしいと思わないからどうしても信者という名称を使わざるを得ないのです。
実際に理論があると主張するのであれば第三者にも理解できるように分かりやすく説明できるはずです。
これを誰もしません。
一般の第三者に分かりやすく説明できないのであれば、それを世の中が存在すると受け入れることはありません。