2016年7月22日金曜日

小山裕史3

以前も書きましたが初動負荷理論を理解するには小山裕史という人物を理解する必要があります。
この方は元々は日本では有名なボディービルダーでした。

ミスター日本1982年、1984年優勝。
ミスターアジア90kg以下級1989年優勝。



これを見れば分かると思いますがボディビルダーとしては一流の成績を納めています。
自他ともに認める一流のボディビルダーでした。
ところが現在はこの経歴を削除しています。
 http://www.bmlt-worldwing.com/newpage1.html

小山裕史の名前を一躍有名にしたのは「トレーニング革命」という本の出版です。





この本の出版は1985年です。
この当時日本のスポーツ界ではウエイトトレーニングをすることが競技能力向上に効果がある事が認められ始めていた時期でした。
ところがアスリートに対して競技能力向上の為のウエイトトレーニングを指導してくれるスポーツトレーナーはいないのが現実でした。
その状況下でこの本は出版されたのです。
この本は31年たった現在でも通用するしっかりとした内容の本です。
これからウエイトトレーニングを始めたいと考えているアスリートの方は、この本を入手して読むことをおすすめします。
それだけしっかりした内容です。
事実この本を超える内容のウエイトトレーニングの本は現在でも存在しません。

それではこの本の内容はどのようなものなのでしょうか。
小山裕史が一流のボディビルダーであったことは 説明しました。
小山裕史は自身が実践していたボディビルトレーニングが一般の方の健康運動やアスリートの育成に使えることを日本のボディビル界で一番最初に見抜いた人物といってよいでしょう。
自身がおこなってきた ボディビルトレーニングをアスリート向けにアレンジして指導をしていました。
それを本にしたものです。
内容についてはとにかく分かりやすく丁寧に書かれています。
この本は日本のスポーツ界で一躍有名になります。
ウエイトトレーニングを始めたいがどうすればよいのか全く分からない状況下に明確でしかも非常に分かりやすく説明しているのですから当然といえば当然です。
この本の出版により小山裕史は日本のスポーツ界で一躍ウエイトトレーニングの権威になりました。
私もこの本を読んで内容のすばらしさに感動すら覚えたのが事実です。
1990年代に入って私はサラリーマンをしていたのですが小山裕史のようなスポーツトレーナーになりたいという目標がありました。
ウエイトトレーニングの指導に関しては1980年代後半から知人のジムの手伝いでやってはいましたが、これを職業にするまではいっていませんでした。
この知人がアスリートにウエイトトレーニングを指導する会社を立ち上げ参加したのがストレングスコーチとしてのキャリアのスタートになります。

当然ですが小山裕史は私にとって憧れであり同時に雲の上の存在でした。
この当時私と同じ思いを持っていたストレングスコーチやストレグスコーチ予備軍は大勢いました。
後年たまたま知り合いになった実業団バレーボールチームのストレグスコーチも同じことを言っていました。

本の内容に戻ります。
内容ですが自身が行ってきたウエイトトレーニングが当然ですが基本になっています。
それを分かりやすく丁寧に説明する内容です。
非常に読みやすいのもこの本の特徴です。
この本を読めば小山裕史の文章能力の高さは誰でも認めることでしょう。
それだけ読みやすい本です。
とにかくこの本に関してはケチのつけようがありません。
この本に関して批判的なことを言っている方も私は知りません。

ただ重要なのは小山裕史は自身が行ってきたボディビルトレーニングを基本として、それを書いたものであるということです。
当然内容はボディビルトレーニングをアスリート向けにアレンジしたものです。
それが日本のスポーツ界に受け入れられたのです。
さらに言えばこの本は日本のアスリートにとってウエイトトレーニングのバイブルの様な存在にまでなっていました。
当然使用するトレーニング器具はフリーウエイト(バーベル、ダンベルの総称)です。
さらに、この本では最も優れたトレーニング器具はフリーウエイトであると書いています。
現在の小山裕史はフリーウエイトは否定しています。
自身がウエイトトレーニングの権威になった基礎を全否定しているのです。
これは誰がどう考えてもおかしいことです。
自身がウエイトトレーニングの権威になったものを発展していって現在があるのであれば、それは理解できることです。
ところが、それを否定することで初動負荷理論は成り立っているのです。
日本のスポーツ界が良いと認めて受け入れたものを小山裕史自身が否定しているのです。
自身がウエイトトレーニングの権威になったものを否定する必要がどこにあるのでしょうか?
繰り返しになりますが日本のスポーツ界は小山裕史の指導するフリーウエイトを使用したウエイトトレーニングの指導を認めていたのです。
 この矛盾に対し小山裕史は一切を語りません。



8 件のコメント:

  1. 「ウエイトトレよりも初動負荷トレのほうが重要だ」と宗旨変えするのがそんなにも特殊なことでしょうか?

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  2. トンスルって美味しいの?

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  3. 従前信じられていた天動説も、科学の発展により、地動説の方が正しい事が分かった。

    初動負荷理論が地動説に値するかは別として、科学が進化する中、良いとされていた正しいとされていた事が覆ることはよくあることだ。

    永岡の書いている内容の方が相手の主張を理解出来ない、正しく反論できないのは明らかだから、宗教染みているのは、こいつの方だと思う。

    裁判で、きちんと裁判官の方とコミニュケーションは取れているのだろうか?この思考レベルでは、裁判にならないんじゃないのか?

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    1. 私が大阪地方裁判所に行っているのは個人的な事情があるからで、それを小山裕史と結びつけるのは無理があると思います。

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  4. ネタの使い回しが非道いのですが自覚してますか?

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  5. 不眠症と体調不良のみのうつ病
    って鬱病なんですか?

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  6. http://fitness-n.com/blog/
    本当に雑な使い回しですね。むしろ進歩できない理由を知りたいです。

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  7. https://twitter.com/kdxn/with_replies
    永岡と野間はどちらもチビでバカですが、どちらがよりチビでバカなのですか?

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