2016年10月16日日曜日

BeMoLoスパイク!

約1カ月ぶりの更新です。
長い間さぼっていまして申し訳ありません。
今日のテーマはBeMoLoスパイクです。
正確にはBeMoLoの野球シューズです。
このスパイクシューズの最大の特徴はスパイクの数が一般的なスパイクシューズに比べて非常に多いことです。
土踏まずの部分にまでスパイクが配置されています。



スパイクの目的はグラウンドをしっかりと掴む事、違う表現をすれば踏ん張りを効かせる事にあります。
当然ですがスパイクの数が多い程より踏ん張りが効きます。
これを考えた時、このシューズはピッチャーに関しては従来のスパイクシューズより良いのではないかと考えます。
野手に関してはバッティングの時はこのスパイクシューズの方が従来のスパイクシューズよりは良いと考えます。
踏ん張りが効くから当然です。
しかし、問題は走塁です。
走る事を考えた場合これだけスパイクが多いと走りづらいと考えます。
これは陸上の短距離種目用のスパイクシューズを考えたら理解できると思います。
更に守備の事を考えても外野手には向いていないと考えます。
守備のときにも走る要素が多いからです。
ホークスの内川選手が今期から使用していますが彼はポジションがファーストで打順は4番です。
これを考えたとき内川選手に関しては、このスパイクシューズは適しているのではないかと考えます。
このスパイクシューズに関しては基本的にピッチャー様に出来ていると考えます。
事実使用している選手の多くがピッチャーです。
下記のリンクで確認できます。

 http://www.bmlt-worldwing.com/bemoloshoes_list.html


私の考えが正しいというのは、このリンクのサイトを見れば分かると思います。
事実ファイターズの田中賢介選手はBeMoLoシューズの使用をやめています。
問題なのがイチローです。
イチローは外野手でしかも走塁が大きな武器の選手です。
これを考えた場合、現在のBeMoLoシューズを使用する事は彼のプレイスタイルにはあっていないと考えます。
はっきり言えばアシックス時代のシューズの方が彼のプレイスタイルにあっていると考えます。
更に言えばアシックスを使用していたときはイチロー専用のモデルをオーダーメイドで作成していました。
当然イチローのリクエストに答える形で作成されていました。
しかし現在使用しているBeMoLoシューズは既製品です。
私の意見はイチローのプレイスタイルを考えた場合、違う スパイクシューズを使用するべきだと思います。
一番良いのがBeMoLoがイチロー様にスパイクシューズを開発する事です。
はっきり言えば現在のBeMoLoのスパイクシューズには問題があると考えます。
野球のスパイクシューズに関して1種類しか商品ラインナップがありません。
一般のBeMoLoシューズに関しても同じです、1種類しかありません。
去年サッカーシューズと何の競技用か解りませんが陸上競技用のシューズのアナウンスがありましたが実際には販売はされていません。
ワールドウイングもスポーツシューズビジネスを本気でやる気があるなら商品数を増やす必要があります。
確かにBeMoLoの野球用のスパイクシューズは売り上げが伸びている様ですがイチローが使用しているから試しに買ってみたというアマチュアの選手が多いのではないかと思います。
これでは、一通り行き渡ってしまえば終わりです。
更に今の様に1種類しか無い状態では買い換えのときに他社の商品を選ぶアマチュアの選手が多く出ると考えます。
当然ですが野球のスパイクシューズに関しては購入する層が限られていますので、この考えは間違っていないと思います。
ナイキがエアージョーダンで会社の基礎を築いたのは有名な話ですがエアージョーダンはバスケットボールシューズです。
これは一般の方がファッションで購入したため成功したのです。
BeMoLoがイチローで宣伝していてもビジネスとして成功するかどうか厳しいと言うのが現実ではないでしょうか。
どちらにしろ今のままのビジネススタイルでは先が見えています。


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