以前にも書きましたが初動負荷理論とはどの様なトレーニング理論なのでしょうか?
このブログを御覧になっている方はご承知かと思いますが初動負荷理論とは1994年に「新訂版 新トレーニング革命」と言う本で発表された理論です。
これに関しては一切の反論がありません。
この本がどの様な内容の本かと言えば、スポーツトレーニングの専門家向けに出版された本ではありません。
スポーツトレーニングの素人も対象にした本です。
当然ですがスポーツトレーニングの素人の方でも熟読すれば初動負荷理論がどの様な理論か理解できる内容でなければなりません。
事実「新訂版 新トレーニング革命」の内容に関してはスポーツトレーニングの素人の方でも熟読すれば何とか理解できるレベルの本です。
この本で書かれている初動負荷理論は動作の最初に一番強い負荷をかけるウエイトトレーニングと定義されています。
更にこのトレーニングを行えば筋肉が柔らかくなり、体の動きが良くなり、怪我の予防に繋がると書いてあります。
しかし、この根拠を説明及び証明する記述は、この本の中には一切ありません。
ついでに言えば2016年現在も、その様な事実は一切の証明がされていませんし、小山裕史も説明していません。
つまり「新訂版 新トレーニング革命」はトンデモ本です。
初動負荷理論は小山裕史の会社のサイトによると1995年に定義されたことになっています。
内容は下記の通りです。
『反射の起こるポジションへの身体変化及び、それに伴う重心位置変化等を利用し、主働筋の「弛緩―伸張―短縮」の一連動作を促進させると共に、その拮抗筋ならびに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動』
当然ですが1994年に「新訂版 新トレーニング革命」で発表した内容とはまったく違う内容に変更されています。
信者の方は理論が進化発展しているだけだと主張していますが、進化発展していることを理解できる様に説明をされている方は誰もいません。
そもそも小山裕史が一切の説明をしていません。
更に現在の初動負荷理論は、この2つとも違う内容になっています。
これは下記リンクのサイトで確認できます。
http://hiroshimagic.com/syodoufuka/miyaneya.html
5分過ぎのところで初動負荷理論について説明しています。
見れば理解できると思いますか1994年に「新訂版 新トレーニング革命」で発表した内容。
1995年に定義したとされる内容、そのどちらとも違う内容で初動負荷理論を説明しています。
つまり現在は3つの初動負荷理論が存在することになります。
これでは1994年に「新訂版 新トレーニング革命」で発表した理論が進化発展していることにはなりません。
1994年に発表した理論が進化発展していることを、筋の通った内容で説明している方はいません。
同時に説明できる方もいません。
そもそも小山裕史にそれが出来ません。
理由は簡単です初動負荷理論は存在しないからです。
ですから説明するたびに初動負荷理論の内容が変わっているだけです。
当然ですが初動負荷理論などと言うものは存在しません。
初動負荷理論に基づいた初動負荷トレーニングなるものも存在しません。
存在があると主張される方は初動負理論がどのように進化発展したのか説明してみてください。
初動負荷理論が存在すると主張するのは自由です。
日本は思想及び進行の自由が憲法で保証されているからです。
私はサイトで初動負荷理論が存在しないことを発表したにすぎません。
そうしたところ小山裕史のビジネスが大きなダメージを負った事は事実の様です。
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