シューイチが先日報道した内容が問題なので、ここで取りあげます。
まず、なんといっても「初動負荷理論」の名称を使用している事です。
このトレーニング理論とは理論の裏付けが一切されていません。
1994年に「新訂版
新トレーニング革命」で書かれた時から何もトレーニング効果の根拠を示していません。
つまり情報番組が「初動負荷理論」と言う名称を使用する事は問題になります。
さらに私のサイトを見れるように再開させております。
つまり、この番組関係者は事実関係の裏を取らずに平気で嘘を放送したのです。
ビデオを見れるようにしておきました。
いつもの事ですが運動前に他社のシューズを履いて前屈。
当然、体を動かす前ですから前屈が思うように出来ません。
それに対してBeMoLoシューズですが、履き替えてすぐ再度前屈をおこなって柔らかくなっているのであれば、それはシューズが優れているという内容で問題がありません。
しかしBeMoLoシューズに履き替えてウォーキングをしています。
放送ではカットされてすべてを放送している訳ではありませんが実質的なウォームアップをおこなって血流を良くしてから前屈をさせています。
当然ですが改善されて柔らかくなっています。
ウォーキングをして体の血流を良くして前屈をする、そして体が柔らかくなったと放送しているのですが、この程度の事はスポツートレーナーなら誰でも見抜けるイカサマです。
これは完全に捏造報道と言って問題のない内容です。
朝の情報番組とは言え、一応は報道番組です。
嘘を放送して視聴者を騙すのは、どう考えても問題があります。
それとBeMoLoシューズの取りあげ方にも疑問があります。
3本のバーを装着したソールに特許が与えられているのは事実です。
しかし小山裕史はシューズにクッション機能を持たせては駄目だと堂々と本に書いています。
このブログで確認できます。
3本のバーが仮に優秀な発明であったとしても、こんな事を書いている人物の商品を優秀だといって報道するのは問題があります。
それにしても不思議なのは去年、発売が発表されていた陸上競技用とサッカーのシューズはいつになったら発売されるのでしょうか?
誰も楽しみに待ってはいないので問題はありませんが。